「つくりおき.jpは高い」と感じる人もいれば、「思ったより妥当」と感じる人もいます。
違いが出るのは金額そのものより、何と比べるかです。自炊の食材費と比べれば高く見え、外食やスーパーの総菜を置きかえる前提で考えると、見え方は変わります。
この記事では、大人2人と子ども2人の4人家族を想定し、外食や総菜に置きかえた場合の費用感を具体的に比べます。単価だけでなく、手間や使い方も含めて整理し、高いかどうかを判断するための材料を確認していきます。
※つくりおき.jpは対応エリアが限られています。お住まいの地域が対象かどうかは、以下で確認できます。

食の目利き編集部
リサーチ担当
家庭の食事や宅食サービスを、栄養設計・原材料表示・調理工程などの観点から調査・検証する担当。冷凍弁当やつくりおき宅配、ミールキットなどを実際に家庭で使用しながら、味や使い勝手だけでなく、子どもや家族が日常的に食べ続けられるかという視点で評価を行っている。
読者が「なんとなく」ではなく「納得して」宅食を選べるように、できるだけ根拠のある情報と実際の使用感を組み合わせたレビューを心がけている。
結論:つくりおき.jpはどんな使い方・家庭なら高いと感じにくいか
つくりおき.jpは食材費だけで比べると、自炊の方が安くなります。そのため、節約を最優先にする家庭では高く感じやすいです。
一方で、平日の負担軽減や総菜・外食の置きかえを前提にする家庭では、印象は変わります。
ここからさらに詳しく解説していきます。
つくりおき.jpの料金をまず確認

つくりおき.jpのプラン料金は3種類あります。まずは比較一覧表で確認します。
| プラン | 料金 | 想定世帯 | 主菜 | 副菜 | 食数目安 | 1人1食 あたり目安* |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 週3食プラン | 7,990円 | 2人世帯 | 3品 | 5品 | 3日分 | 約1,332円 |
| 週3食プラン | 9,990円 | 2〜4人世帯 | 3品 | 5品 | 3日分 | 約833円 |
| 週5食プラン | 15,960円 | 4人以上世帯 | 5品 | 6品 | 5日分 | 約798円 |
2~4人世帯(週3食想定)で考えると、週3食プランは1人1食約833円、週5食プラン(週5食想定)は1人1食約798円です。食数が増えるほど1食あたりは下がります。単価だけを見ると冷凍宅配弁当より高く見えるというのが実際のところです。
より詳しいメニュー内容や味の感想は、実食レビュー記事でまとめています。サービス全体の特徴を知りたい場合は、以下も参考にしてください。
週2食プランの特徴と料金
| 料金(税込) | ※最新料金を記載 |
|---|---|
| 想定人数 | 4人前想定 |
| 食数 | 週2日分 |
・外食1回分を置きかえるイメージで使いやすい。
・冷蔵で届くためすぐ出せる。
・負担が重い日だけをカバーできる。
平日に1〜2回「今日は作りたくない日」がある家庭に向いています。
外食を完全にやめるのではなく、一部だけ置きかえたい場合に使いやすいプラン。小さい子どもがいて帰宅後すぐ食事を出したい家庭にも取り入れやすいボリュームです。
週3食プランの特徴と料金
| 料金(税込) | 9,990円 |
|---|---|
| 想定人数 | 4人前想定 |
| 食数 | 週3日分 |
・主菜3品+副菜5品構成。
・平日の半分程度をカバーできる。
・買い物回数を減らしやすい。
共働きで平日の夕食準備が負担になっている家庭に合いやすいです。
公式さいとによると、同内容を家庭で作ると4時間20分かかっています。総菜利用が増えている家庭なら、金額だけでなく時間も含めて判断しやすいプランです。
週5食プランの特徴と料金
| 料金(税込) | 15,960円 |
|---|---|
| 想定人数 | 4人前想定 |
| 食数 | 週5日分 |
・主菜5品+副菜6品構成。
・平日の夕食をほぼ任せられる。
・献立を考える手間が減る。
平日の夕食準備を大きく減らしたい家庭に向いています。
外食や総菜に頼る回数が多い場合は、支出の安定にもつながるメリットもあります。小さい子どもがいて買い物の負担が大きい家庭にも取り入れやすいプランです。
外食と比較したときの費用感やメリット・デメリット

つくりおき.jpと外食を比較したときの費用感を次の前提条件で考えていきます。
※前提条件
・大人2人+子ども2人の4人家族
・平日の夕食利用
・外食はファミレス想定で1回5,000円〜6,000円
- 外食1回分の出費で、平日3日分をまかなえる計算
- 1回5,000円から6,000円の外食を3日分の夕食に置きかえ可能
- 外食1回と家族4人×3日分の夕食がほぼ同じ金額
- 外出準備や移動が不要。
- 子どもが小さい家庭でも自宅で落ち着いて食べられる。
- 1回の外食費で複数日分をまかなえる場合がある。
- 外食の雰囲気や特別感はない。
- 出来たてを楽しむ体験価値は弱い。
平日の夜に「今日はもう作りたくない」と感じる日があるはずです。その日の外食を基準にすると、つくりおき.jpの料金の見え方は変わります。
家族4人でファミレスに行くと、1回5,000円から6,000円ほどかかります。つくりおき.jpの週3食プランは9,990円。外食1回分で、平日3日分をまかなえる計算です。
特に小さい子どもがいる家庭では、帰宅後すぐに食卓に出せることの価値は小さくありません。外食に出かける準備や移動の負担もありません。
食べる量が増える家庭では、週3食では足りず週5食プランを選ぶケースもあります。外食1回が7,000円前後になることもあるため、その一部を置きかえると考えると、週5食15,960円という金額も現実的な外食の置き換え選択肢になります。
もちろん、記念日や休日の外食とは役割が違います。雰囲気や体験を楽しむ外食の代わりにはなりません。一方で、「作るのが大変だから外で済ませる」という日の外食なら、置きかえ候補になります。
スーパーの総菜と比較したときの費用感やメリット・デメリット

つくりおき.jpをスーパーの総菜と比較するとどのような費用感になるのか。先ほどと同じ前提条件で考えていきます。
※前提条件
・大人2人+子ども2人の4人家族
・平日の夕食利用
・総菜は1回3,000円前後
- 総菜を週に何度も利用している家庭では金額差は大きくなりにくい
- 節約を最優先にする家庭では、総菜の方が調整しやすい
- 平日の買い物や献立決定を減らしたい家庭では、置きかえ候補になりやすい
- 栄養バランスを考える必要が軽減する。
- 買い物の手間がかからない。
- 内容がある程度バランス設計されている。
- 必要な分だけ細かく調整する柔軟性は低い。
- その日の気分で自由に選ぶ感覚はない。
総菜を週に3回利用すると、1週間で約9,000円になります。つくりおき.jpの週3食プランは9,990円。週単位で見ると、大きな差がある水準とはいいにくい金額です。
とはいえ、違いは金額よりも手間にあります。総菜はその都度選ぶ必要がありますし、売り切れの日もあります。つくりおき.jpはあらかじめ献立が決まった状態で届くため、買い物の手間がかかりません。
また、総菜はその日に食べたいものを自由に選べます。ただしその反面、揚げ物が続くことがあったり、カロリーや栄養素を細かく確認しながら選ぶのは、現実的にむずかしいでしょう。添加物の表示が気になるという声もあります。
総菜をうまく使えている家庭なら感覚は近いでしょうし、総菜が増えて少し気になっている家庭であれば置きかえ候補として考えやすい立ち位置です。節約を最優先にする場合は総菜の方が調整しやすい選択ですし、平日の負担を減らしたい場合は検討対象に入ります。
自炊と比べたときのつくりおき.jpの費用感は?

つくりおき.jpをスーパーの総菜に置きかえるとどのような費用感になるのか。先ほどと同じ前提条件で考えていきます。
※前提条件
・大人2人+子ども2人の4人家族
・平日の夕食3日分
- 総菜を週に何度も利用している家庭では金額差は大きくなりにくい
- 節約を最優先にする家庭では、総菜の方が調整しやすい
- 平日の買い物や献立決定を減らしたい家庭では、置きかえ候補になりやすい
- 買い物、献立、調理の負担を減らせる。
- 複数品を一度に用意できる。
- 純粋な節約目的には向きにくい。
- 味付けや量を細かく調整する自由度は自炊より低い。
自炊は食材費だけで見ると最も安くなります。
つくりおき.jp公式の検証では、同じ3食分を家庭で再現した場合の食材費は5,157円でした。つくりおき.jpの週3食プランは9,990円です。
ただし、同じ検証では調理に4時間20分かかっています。時間を時給換算すると約7,995円相当です。食材費と時間を合わせると13,152円になります。時間まで含めるかどうかで、印象は大きく変わります。
自炊は買い物、献立決定、下ごしらえ、調理、片付けまで含まれます。料理が負担でない家庭では問題になりませんが、平日に余裕がない時期は重く感じやすい工程です。
食費だけで考えるなら自炊が安い選択ですが、一方で時間や手間も含めるなら、つくりおき.jpは「調理の一部を外注する」費用と考えることもできます。つまり、節約を優先する家庭では割高に感じやすく、平日の負担を減らしたい家庭では受け止め方が変わるといえます。
つくりおき.jpはこんな家庭なら高いと感じにくい
- 平日に「今日は作りたくない日」が週1回以上ある家庭
- スーパーの総菜が増えている家庭
- 平日の調理時間を減らしたい共働き家庭
平日に「今日は作りたくない日」が週1回以上ある家庭
仕事や育児で帰宅が遅くなる日があり、外食やデリバリーで済ませることが月に数回ある家庭です。
外食が楽しみというより負担を減らす手段になっている場合、1回分を置きかえるだけで平日数日分をまかなえる計算になります。外に出る準備や待ち時間がない点も含めると、価格の受け止め方は変わります。
スーパーの総菜が増えている家庭
忙しさから総菜に頼る回数が増えている家庭です。
主菜と副菜をいくつか選ぶと1回あたりの金額は意外とかさみます。揚げ物が続いたり味付けが似てきたりすることが気になり始めたタイミングでは、まとめて届く形の安心感に価値を感じやすくなります。金額だけでなく内容の安定で判断が分かれます。
平日の調理時間を減らしたい共働き家庭
買い物から片付けまで含めると、夕食準備にまとまった時間が必要になります。料理そのものよりも献立を考える負担が重く感じる家庭もあります。食材費だけで見れば自炊の方が抑えられますが、時間や手間も含めて考える時期であれば、調理の一部を外に出す選択肢として受け止めやすくなります。
逆に高く感じやすい家庭
- 外食を楽しみとしている家庭
- 食費をできるだけ抑えたい家庭
- 料理が負担になっていない家庭
外食を楽しみとしている家庭
外食が家族のイベントになっている家庭では、つくりおき.jpは代替になりにくい存在です。雰囲気や出来たての体験に価値を感じている場合、価格以上に満足度の差が出やすくなります。食事そのものより時間や体験を買っている感覚が強い家庭では、割高に感じやすい傾向があります。
食費をできるだけ抑えたい家庭
月の食費を細かく管理している家庭では、食材費だけで比べたときの差が目につきやすくなります。特売やまとめ買いを活用して自炊している場合、つくりおき.jpの価格は高く見えやすいです。時間よりも出費の最小化を優先する家庭では、納得しにくい水準と感じる可能性があります。
料理が負担になっていない家庭
料理が趣味であったり、献立を考えることが苦にならない家庭では必要性が高くありません。自分で味付けや量を細かく調整できる点に価値を感じている場合、外部サービスを使う理由が弱くなります。調理時間を楽しみとして捉えている家庭では、コストに対するメリットが小さく見えやすくなります。
つくりおき.jpが代替にならないケース
- 外食を「体験」として楽しんでいる場合
- 食費を最優先で抑えたい場合
- 料理が負担になっていない場合
そもそも外食が家族のイベントや気分転換になっている家庭では、つくりおき.jpは置きかえになりません。出来たての料理や店の雰囲気に価値を感じている場合、価格では比較できない満足度があります。
また、特売やまとめ買いを活用し、食材費を細かく管理している家庭では、自炊の方が安く済むケースも。時間よりも支出の最小化を優先する場合、つくりおき.jpの価格は高く感じやすい水準です。節約目的の代替としては向きません。
他、料理が趣味であったり、献立を考えること自体を楽しめている家庭では必要性が高くありません。味付けや量を自分で細かく調整できる点に価値を感じている場合、外部サービスに置きかえる理由は弱くなります。
料金に関するよくある質問
料金が気になる場合は、割引が適用できるかも確認しておくと安心です。
現在のキャンペーン情報は以下でまとめています。


